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試合前のウォーミングアップ

体が資本である選手にとって、コンディションを維持し高めていくことは非常に重要です。その一助となるのがウォーミングアップです。キックオフから逆算して40~50前にウォーミングアップを開始するのが理想的とされており、その日の気温や転向を見て時間は調整されます。

ウォーミングアップでは、ジョギングやブラジル体操などで徐々に筋肉の温度を挙げていく作業からスタートします。汗が出始めたと感じたら、静的なストレッチング、次に動的なストレッチングに移行していき、全身の筋肉を少しずつ緩めていきます。ここまでが第1段階となります。

第2段階では、サッカーの動きに合わせたウォーミングアップを行うことになります。すなわち、ボールフィーリングを挙げていく作業や、ボールポゼッションなどを行い、最後に選手にフリーの時間を与えて、各個人にマッチした方法で最適な状態にもって行くようにします。

ウォーミングアップを終えた選手たちが、「やるべきことは全てやった。後は試合に勝つだけだ。」と、ヤル気に満ちた表情でロッカールームに帰っていく-。この状態に持っていくことができれば合格といわれています。

あとは、汗の処理を行わせ、水分をしっかりとした補給させることです。各選手によって試合までの過ごし方に違いはありますが、スタッフはできるだけ選手が集中しやすい環境を作る必要があります。

  

解説の松木安太郎さん

テレビ朝日のサッカー中継の見所の一つとして、やたらテンションの高い松木安太郎氏と冷静なセルジオ越後氏ののプレーへの反応をみるというのがあります。昨夜は必殺ボレーを叩き込んだ李選手が投入された直後、ゴール前に切り込んでパスを受けたときに、松木氏が「ハンド、ハンド、ハンド、これハンド!」と連呼していましたが、直後のVTRを見て、「あ、これは相手のハンドではなく、李選手のハンドですね。ハッハッハ!」だって(笑)。

  

サッカー選手に多い膝の靭帯損傷

冬は学生・社会人を問わずラグビーが大詰めになるシーズンですが、テレビで観戦していると、モニター越しに音が聞こえてきそうな激しいタックルにあい、膝の筋肉をひねった選手が、そのまま足を抱え込み、立ち上がれずにいるシーンをたまに目にします。こういうケースでは膝の(前十時)靭帯損傷が真っ先に疑われます。

サッカーやラグビー選手をはじめ相手プレーヤーとのコンタクトが多いスポーツに多く見られるのが、この前十時靭帯損傷で、膝の前面にあって、大腿骨と頚骨をつないで下腿が前方にずれないように保持する役割を果たしている靭帯が、外から大きな力を受けて起こる怪我のことを指します。

同じ膝の靭帯損傷でも、内側の部分を傷める内側側副靭帯損傷という怪我もあります。これは上記の前十時~とは異なり、ひざが外へ向かって強くひねられたときに、靭帯が切れるものです。軽度の場合はリハビリをしっかりと行えば、短期間で復帰することができます。

しかし、前十時靭帯損傷の場合は、放置していると半月版損傷や変形性膝関節症などにつながり、運動不能に陥りかねません。レベルの高いスポーツ選手ほどダメージが大きいことを認識しており、整形外科で靭帯再建術と長期のリハビリを受ける必要があります。